朗読 夏目漱石『門』⑶

Поделиться
HTML-код
  • Опубликовано: 2 ноя 2024

Комментарии • 9

  • @hatyh
    @hatyh 3 месяца назад

    朗読いただいて、ありがとうございます。
    この13から14で、ほんやり読みつ聞きつしてきた『門』が、急に核心に迫っていきますね。14の終わりはゾクリに来ます。

  • @昇吾田中
    @昇吾田中 11 месяцев назад +1

    草枕を英語で読みながら聞いていた者です。この門は草枕より遥かに読みやすくこころの次に読破しました。予備校で長らく英語を教えていましたので単語等はあまり苦労せず読めましたが私が慣れていたアメリカやイギリスの小説と違い微妙なニュアンス等が分かりづらくこの朗読がとても役に立ちました!英語には女言葉男言葉の区別がありませんから御米の奥ゆかしさが英米人には伝わらないもどかしさがありますね!
    さらに御米と宗介が不倫を犯すシーンがあまりにも抽象的過ぎて英米人には伝わらないと思います。安井が御米を妹だとしか紹介しなかった理由も書いてないのでまた
    そんな短い期間で安井を捨てたと言う事は御米は安井をあまり愛してなかったのではないか?幸せだったならあんなに早く宗介になびかないだろうにとか英米の論理的思考に毒された笑 私には突っ込みどころ満載です。またそれからで自然の愛が世間の道徳より大切だと言っていながら何故宗介や御米をこんなに虐めるのか笑漱石に精通されている貴女から御教示いただければ幸いです。

    • @seichan_bungaku
      @seichan_bungaku  11 месяцев назад

      コメントありがとうございます。
      漱石に精通は…しておりませんが、私なりに思ったことを述べさせていただきますと…、御米たちを虐めているのは漱石ではなくて、当時の社会通念ではないかと思います。
      『それから』の代助が不倫の恋に走ったその代償は、世間から隔絶され、ただ二人きりの世界に住まなければならないこと。そして彼らを爪弾きにしたのは世間ばかりでなく、彼ら自身も世間を爪弾きにしているような、そんな気がします。
      淡々と、どこかに後ろ暗い思いを抱いたまま、お互いしかいない世界に生きていかねばならない二人の孤独さ。幸せになるために取り合った手なのに、それが二人を幸せにしていないような、悲劇、と、わたしは読みましたが、いかがでしょうか、答えになっていますか。

    • @昇吾田中
      @昇吾田中 11 месяцев назад

      ありがとうございます!なるほど彼等自身も社会を爪弾にした!なるほど!よく分かります、英米人ならそんなにまでして奪った御米を何で幸せにしようと社会に出て活躍しないんだと考えがちですが明治日本のこれが限界の社会通念がありますからね!よくわかりました。後一点何故漱石は安井が御米を妹だとしか紹介しなかった理由を書かなかったんでしょうか?あんなに早く宗介に惹かれた御米は安井をあまり愛してなかったとの私の判断は間違いですか?

    • @seichan_bungaku
      @seichan_bungaku  11 месяцев назад

      妹と紹介したのは、正式な妻ではないからかと思います。暗黙の諒解を求める男心、でしょうか、男心がわからないのでそのへんはお許しください。
      御米がすぐになびいた理由ですが、
      この時代、男女関係は対等だったのかな、と考えます。女性がその男性を愛しているかは問題でなく婚姻関係(内縁関係)は成立する、御米は義理か成行か愛以外の何かで、それを愛と錯覚しつつ安井と暮らしていた。そこに現れた宗介に気持ちが移るのは自然なことではないかと、思います。
      男と女の間に火花が飛び散るのは、どうにもならない宿命のようなものかと、考えますが、いかがでしょうか。

    • @昇吾田中
      @昇吾田中 11 месяцев назад

      なるほど!恋愛結婚とは限りませんね!義理が強制した結婚なら理解出来ます。よーくわかりました。
      またわからないことがありましたら御教示いただければ幸いです。ありがとうございました

  • @ぴよぴよ様
    @ぴよぴよ様 Год назад +1

    カイロ団長 聴いてたら 「門」! 聴きました。 明日、彼岸墓参り で 散髪してきたら 散髪屋からスタート
    季節は違いますけど。佐藤春夫先生は 1892年4月生まれ 坊ちゃん(1906)14歳で読んでるかも 門
    (1910)18歳 まで読んだ時期が多感な年ごろ やがて 25歳ころ 谷崎潤一郎先生(1986生まれ 31歳)
    と会い 千代夫人 鮎子お嬢さんと 1930年 妻子譲渡と騒がれることをしでかすんです。
    佐藤先生は 紀州和歌山県の 旧士族 医師の家の出 「それから」もビックリ 影響受けたんだろうなと
    思います。先の「邪淫の性」 道成寺 とか色々思いますに 魔性の女から逃れたトヨオ でなくマナコが
    かわいそうやんと思わせる作品 マナコも子ずれでしたね。1934年の作品です。シャボン様朗読で 気が
    つきました。でも、千代さん お子さんたち 両文豪が父親なんですね。谷崎潤一郎先生も 佐藤春夫先生も
    表裏一体の関係?これからも 千の仮面 頑張ってくださいませ。「紅天女」朗読できたらいいですね。

    • @seichan_bungaku
      @seichan_bungaku  Год назад +1

      文学というものは、お互いに影響を与えたり与えられたりしながら、紡がれているのだなあと、当たり前のことにふと思いあたる今日のコメントでした。
      おそらくリアルタイムの読者は、この作品ってあれの影響受けてるよね、とかあれに対抗してるよね、とか思いながら読んでいたのでしょうね。
      タイムマシンがあったらな…。

  • @ぴよぴよ様
    @ぴよぴよ様 Год назад +1

    1986年は1886年の間違いでした😅